2019年6月27日木曜日

【AVA】投げ物ってどうやって活用するの?という質問にお答えします【講座】

AVAの投げ物ってどうやったら上手くなる?

この記事を見ればAVAの投げ物を上手に扱えるだけでなく、他ゲーでも運用できる考え方を学ぶ事ができます。是非、最後までご覧下さい。

・各投げ物についてしっかり覚える

・投げ物の使い方には種類がある

・目的に合わせて活用する

・まとめ

1、各投げ物についてしっかり覚える

AVAでは投げ物が5種類あります。
今回紹介するのは基本となる3種類の投げ物を解説します。

1、グレネード爆弾(HE)
2、フラッシュバン(FB)
3、スモークグレネード(SG)
この3つが基本となる投げ物となります。それでは、順番に解説していきます。

・HEについてですが、HEは当たるとダメージが高い投げ物です。
爆破範囲は非常に広く、2m前後で爆発すると即死する威力があります。

・FBについてですが、FBは爆破範囲内の敵の視界を真っ白にして一定時間見えなくする事ができます。ただし、キャラクターの目線から後ろ(背後)で爆発すると範囲に入っていても画面は真っ白にならず、半分だけうっすら見える状態になります。

・SGについてですが、SGは相手から見えにくくする煙を炊く事ができます。
煙を炊くことによって、UAVを撮影したり危険な道を安全な道へと変える事が可能です。

・全ての投げ物の共通点ですが、どれも効果的に投げれると相手にリスクを覚えさせる事ができます。そして、自分達のリターンを考えれるようになります。
このリスクリターンが非常に大事になります。
この上述した4つを必ず理解していないと投げ物を上手には扱えません。

2、投げ物の使い方には種類がある

HEグレネードを使う目的は主に「殺傷」(ポジション外しも含む)です。
殺傷は相手にダメージを与える事、そうする事により相手に有利なポジションに入れなくする事です。
ダメージを与える事で、相手の体力を削り交戦した際に有利になるという事はもちろんですが、一番の目的はリスクを覚えさせる事です。
ここにいたらHEが来る」これを覚えさせるという目的で投げ物を投げれば無駄になる事はありません。
相手に「次のラウンドも来るかもしれない」「もしかしたら今度はこっちに来るかも」と考えさせるのが大事です。
グレネードに限らない話ですが、試合ではより相手に自分達の事を考えさせるのが大事になります。「これをすれば相手はこう思うだろう、だから次はこれをやる」という風に簡易的なプロセスを作れます。
別の機会にもっと詳しく説明しますが、そういったやり取りは「読み合い」となり互いに持ってるパワーだけを押し付ける「運否天賦の筋肉合戦」にはなりません。
頭で考えて、行動一つ一つに意味をもたらし相手に考えさせる、そしてその考えさせてたどり着く答えの対策を常に持ち合わせる、用意するというのが必須になります。

根本的な部分を少し説明しておかないと「ゲームをやってれば誰でも辿りつく答え」になってしまいます。その為、面倒かもしれませんが難しい説明をさせてもらいます。

話はそれたのですが、HEについてまとめると、相手に「恐怖心」を与えるのに一番手っ取り早いという投げ物という事です。

次にFBを使う目的は、相手のクロスプレイや相手の攻めから自分達を守るです。
守るというのは、相手からのダメージを最小限に抑えるという意味です。
先ほど説明した視界を真っ白にするという事は、相手がしたい事が出来なくなるという事です。更にHEのようにグレネードを避ければ済む話ではなく、一定時間正確な行動が不能になります。
リアルタイムで進行するゲームを勘で戦わねばならないという事です。これがどれだけ自分達にリターンがあるかという事です。
これは、自分達を守るだけでなく攻めに転じる事もできるという事です。

例えば、相手が5人でラッシュをしかけてきたとして、そこにFBを投げて食らわせたとしましょう。
そうすると、画面が見えなくなった相手は自分達を守ろうと引いたりします。万一詰めてきたとしても画面が正確に見えてない状態の相手ですので臆する事はありません。
FBは、相手がしたいと思う事をさせない、遅延させるなどできるので非常に有効です。
投げ方やタイミングは僕が動画を出しているので参考にして頂けると幸いです。
こちらは僕が、プロゲーマーに所属していた時代の動画です。
咄嗟に使うトリックFBが多いですが、タイミングや目的など参考にどうぞ。

SGを使う目的は、有利なポジションから待ち受けている相手を無効化したり、こちらの動きを分かりにくくする場合に使います。
例えば、INDIAの砂場から螺旋階段を待ち受けている相手(特にSR)には必須ですね。なので、僕は砂場から螺旋階段を見えないように毎回行くたびにSGを炊いています。
更に、螺旋階段は小螺旋階段までの安全を確保したいので、砂場と2中入り口から見られないように螺旋を確保した後に砂場入り口へSGを安全に炊くことができます。
UAVがあると最高に強いムーブになります。
そして、何人でそれを行ったかを分からないようにする事も可能になります。
PMがいれば2つSGを炊く事ができるので、1人で2人分の働きをする事ができます。
PMが2人いれば4人分になりますね。

SGは、こちらが遂行したい目的を相手に察知されにくくする投げ物という事です。

3、目的に合わせた過程作りをする

ここでは、上述した目的に合わせた過程作りの仕方を説明していきます。

HEの場合なら「リスクを覚えさせる」「リターンを取る」というのが目的ですが、普通ならこのリスクリターンをどうしたらより効果的に得られるかを考えると思います。
考えるという事は、その過程を作るという事です。

投げ物を入れる過程作りをしっかり決めておく、覚えておく、実行できるようにしておく事が出来ないとせっかくグレポジを覚えてもただの運ゲーになります。
過程作りの例を出します。
チームプレイだとより分かりやすくお伝えできるのでチームプレイでの紹介をします。
こちらの動画は僕がプロゲーマー時代に作ったセットプレイ動画の1部です。
これは自分の役割だけを覚えるのではなく、5人全員が全箇所から投げ物を入れられるようにする事で5人でやる場合と3人でやる場合と様々な組み合わせが可能になります。

これはUnderFast1中を取る為のほんの1部ですが、実際はこれを遂行するまでに「何秒かけて何人かけてやるのか」「実行前ラウンドまではどう見せるか」「どの場面でこれを出すのか」「失敗した場合は?」「もし出来ないと判断せざるを得ない場合はどうする?」など全体のリスクリターン(この場合はラウンド)と様々な展開を想定して作戦を実行します。

ラウンド取得という結果に対して、作戦を実行するまでの過程、それを実行しラウンドを取得するまでの過程といくつかに分けて考える必要があります。
ここを一括りにしてしまうと、失敗した場合に根本的な原因を知る事が出来ない可能性があります。

4、まとめ

いかがでしたでしょうか。もっと深く掘り下げて説明していきたいところですが、結構話が脱線するので今回はここまでです。
投げ物には、種類や特徴があり、それを活かす為のポジションやセットプレイがあります。更により高いレベルの投げ物を扱うには過程作りやリスクリターンを考えながらリアルタイムで進行させていかねばなりません。

投げ物ってどうやって活用するのか?どうしたらもっと上手に運用できるのか?という方への参考になれば幸いです。

夏中にはゲームを上手になるには?強くなるにはどうしたら良いのか?という紹介記事や動画も作る予定です!
文章力や説明力に欠けている部分が多々あると思いますが、最後まで見ていただきありがとうございます。